まだ名もなき書評Blog

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HIU公式書評ブログ

堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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スポーツの原点を思い出す! 『ピンポン』 著作 松本大洋

松本大洋独特のタッチで描かれた卓球漫画の名作「ピンポン」 幼い頃から卓球に親しみ自分の才能を自覚する「ペコ」とそんな「ペコ」に憧れを抱く「スマイル」は幼馴染の親友同士。「卓球でテッペンを取れる」と思ってた「ペコ」はいつの間にか自分より劣って…

笑えて、ためになる『おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』

~ この本の出版社は手帳で有名な高橋書店。見たところ、漢字にふりがなが振ってあるので、小学校低学年向けの本だが、大人でも笑える、ざんねんな体や生き方、能力を持った生き物たちが登場する。それが1生き物につき1ページでまとまっている(見開き1ペ…

居酒屋にジム、露天風呂まである!!『南極建築1957-2016』

『南極建築1957-2016』石沢賢二, 半貫敏夫, 笹原克, 白石和行, モリナガ・ヨウhttp://amzn.to/2krCKwP最低気温記録は-89.2℃、97%は氷に覆われている南極大陸。そんな過酷な環境で建築はどのように行われるのか、また人々はどんな生活をしているのか。本書は…

Excel力はビジネスマンの基本スキルである『外資系金融のExcel作成術』

私はビジネスマンとして働く上で、Excel力が必要だと思っている。 Excel力とは、マイクロソフト社のアプリケーションであるExcelを使って、ビジネス上の資料を早く、正確に作成するスキルのことだ。 このExcel力を身につけるためにうってつけの本がこの本で…

【高校生のリアルな部活動を描いた"新しいバスケット漫画"】 『あひるの空』日向武史

「週刊少年マガジン」で連載されている人気作品。 元全日本選手で入院中の母親に誓った「高校最初のバスケの大会で優勝」を目指してバスケ部に入り、身長149cmの少年がバスケ部の仲間と共に成長していく物語である。 よくあるスポーツ漫画の様に聞こえるかも…

誰かに特別な感情を抱くことの意味を知る 『蹴りたい背中』 著者 綿矢りさ

史上最年少19歳で芥川賞を受賞した綿矢りさの代表作「蹴りたい背中」。 教科書や国語便覧とかにも載ってたりします。そこには大抵「思春期の不安定な心情を描く云々」や「高校生の切ない心理描写が云々」等やわらかい表現で紹介されていますが、この作品はそ…

計算され尽くした心理描写に泣かずにはいられない『四月は君の嘘』

実写映画化でも話題になりました「四月は君の嘘」は月刊少年マガジンで連載されていた少年漫画です。 しかし、その繊細な心理描写と中学生の純粋な初恋を描いてることから「マガジンの少女漫画」とも呼ばれていました。母の死をきっかけに自分の音だけ聴き取…

直木賞受賞作『蜜蜂と遠雷』著者 恩田陸

著者が、三年に一度開かれるピアノコンクールに4度も取材をし、12年もの歳月を掛け書き上げたとされるこの作品。 ピアノを愛する人、いえ音楽を愛する全ての人の心を打つ物語だ。 書店でこの本を手に取るとその分厚さに躊躇するが、一旦読み出すと、頭の中に…

その思考の過程に驚愕する『コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと』

この本は抜群に面白い。 本書は、ドワンゴの川上会長が、スタジオジブリの鈴木敏夫氏に弟子入りした際に思考した事を、「卒業論文」としてまとめたものである。川上会長が、スタジオジブリでの経験を元に「コンテンツとはなにか」を考察しており、その過程で…

アイドル漫画の向こう側を見たいなら!『バックストリートガールズ〜ゴクドルズ〜』

極道の世界に身を置く「山本健太郎」「杉原和彦」「立花リョウ」、顔には傷や無精髭、黒服に身を包んだ典型的なヤクザの3人が主役。ある日 犯した失態を命で償う代わりに性転換手術と全身整形をし、アイドルグループ“ゴクドルズ”としてデビューすることを組…

『えんとつ町のプペル』作 西野亮廣

「えんとつ町のプペル」作 西野亮廣 今何かと話題となっている絵本「えんとつ町のプペル」。この絵本は子どもは勿論大人も楽しめる内容となっています。 何と言ってもまずイラストがとても美しい!このイラストのためだけでも欲しくなっちゃうのですが、スト…

西野亮廣流クラウドファンディング活用法とは!?『Discover Japan 2017年 02 月号』

Discover Japan(ディスカバージャパン) 2017年 02 月号 (特集:西野亮廣) 「薬物」、「ひき逃げ」、「不倫」、「女子高生との同棲」そんなことは全くしていないのにも関わらず、毎日のようにyahooニュースに載る男、それが「おもしろ絵本作家西野亮廣」である…

『10年後に食える仕事、食えない仕事』の選別は加速する

「10年後に食える仕事、食えない仕事」著者:渡邉正裕東洋経済新報社 本書は、My News Japan代表取締役の渡邉正裕さんの著書です。 グローバル化によって日本人の仕事が無くなるということは、今では当たり前のように私たちの耳に入ってきます。しかし、本書…

『大国の掟』 佐藤優 著

最近のビジネス雑誌でも取り上げられている「地政学」という学問を知っているだろうか。歴史や政治にあまり興味のない私だが、地理×戦略という新しい学問にこの本で知り、一気に引き込まれた。この学問は日本での研究は活発でないものの、海外では外交戦略や…

心を動かす文章の書き方とは。『20歳の自分に受けさせたい文章講義』

現在、人類は歴史上最も多くの文章を書いている。コミュニケーション手段は、電話でなく、メールやSNSによるものがほとんど。仕事においても大量の書類を毎日作成するなど、文章を書くスキルが必須の時代が来ている。今回紹介するのは、論文等の長文ではなく…

『愛と美について』(太宰治全集2より) 著者 太宰治

「兄弟、五人あって、みんなロマンスが好きだった。」 この一文から始まる「愛と美について」は、太宰治全集2に収録されている約50頁弱の短いお話です。 ある家族の何でもない日常の話なのですが、この家族、所謂「文学一家」というやつで、暇さえあれば家族…

『ゆっくり、いそげ』 〜カフェからはじめる人を手段化しない経済〜 著者:影山知明

帯に「目の前の人を大事にする。」と書いてある。しかも、『"理想と現実"を両立させる仕事論』と書いてある…。「どういうこと??」この帯だけで、興味が湧いた。 私は、人を支援する仕事、常に人を大切に思う仕事をしている。すなわち、目の前の人を大事に…

『寿司修行3カ月でミシュランに載った理由』から見える伝統文化市場の可能性

「寿司修行3カ月でミシュランに載った理由」著者:宇都裕昭ポプラ社 飲食人大学を運営する宇都さんによる著書です。同学校ではたった3ヶ月の研修をもって、一人前の寿司職人になれるプログラムが用意されています。卒業生らで運営される「鮨 千陽」がミシュ…

女の方が柔らかい!?、男の方が味が良い!?『図説食人全書』

『図説食人全書 』マルタンモンスティエ(著)、大塚宏(訳)http://amzn.to/2itX0Ok 『約600万人』。これは、現在の食人人口。つまり現在、この地球上で「習慣的に人を食している人間」の人口である。しかも、その食人人口は現在、増加傾向にある。慣習、狂気、…

『このムダな努力をやめなさい』 著者 成毛眞

本書は特に日頃から「~しなければいけない」が口癖になっている人に読んでほしい。「頑張らない」「我慢しない」「根性を持たない」、これは著者である元日本マイクロソフトの代表取締役も務めた成毛氏がモットーにしている言葉である。一見駄目な様に思え…

『ザ・殺し文句』 川上徹也 新潮社

本書には、カリスマ経営者、プロ野球監督、政治家などの有名人が使った、相手の気持ちを強く惹きつける「殺し文句」が紹介されている。さらにそれらがいつ、どのような状況で発せられたフレーズなのか分かるように、前後のエピソードについても解説されてい…

『幕末純情伝』 著者 つかこうへい

この作品は約30年前に世に出た作品です。著者であるつかこうへいは、映画『蒲田行進曲』等でも有名ですよね。そんな彼が手がけたこの作品は、名前の通り幕末が舞台の、新撰組の話となっています。しかし、普通の幕末小説とは一味どころか二味三味も違う。な…

日本の現政権を考える一助に「総理」

あなたは、政治というものをどれ位理解しているだろう?「政治家なんて、自分の名誉のためにやっているんでしょ。」「権威が欲しいだけ。誰がやったって同じこと。」これらは、私がこの本に出会う前に思っていたことだ。この本の現政権の生々しい白熱したや…

林先生が最も読んだ本『新東京いい店やれる店』いつやるか?今でしょ!?

『新東京いい店やれる店』 ホイチョイ・プロダクションズ http://amzn.to/2ibZeNo 率直に言う。『やれる店』の条件とは以下である。①店内が適度に狭い。②居心地のいい内装。③照明が暗い。④秘密めいた場所にある。⑤ブランド性がある。⑥新しい店。⑦客層の良い…

これを読むだけで化学産業まるわかり『「ケミカルビジネスエキスパート』養成講座』

『「ケミカルビジネスエキスパート』養成講座』 田島慶三 http://amzn.to/2i9dXxE これまでの日本および世界での化学産業の歴史、業界別の産業についての動向、またその情報の入手法、関連法律などについてまとめた本であり、すべての化学産業に関わる人間、…

世界一醜く、歌も歌えるヘンテコな生き物『ハダカデバネズミ』

『ハダカデバネズミ』 吉田重人・岡ノ谷一夫 http://amzn.to/2iemldB 『ハダカデバネズミ』、漢字で書くと『裸出歯鼠』、名前の通り毛がなく出っ歯な鼠について、理化学研究所の生物言語研究チームが書いた本だ。 『ハダカデバネズミ』のヘンテコな特徴つい…

ハルキアレルギー持ちの人にもおススメ! 村上春樹『女のいない男たち』

こんにちは! n式です。 自分、長野県在住なんですが、最近本当に寒いです。車とか普通に凍ってます。部屋の暖房もひとつじゃ足りないっす。冬は続くよ、どこまでも~。皆さま、どうぞお身体には十分気をつけてお過ごしくださいね! さて、今回ご紹介する本…

『スーパーベターになろう!──ゲームの科学で作る「強く勇敢な自分」』 ジェイン・マクゴニガル 著

この本、まず著者が興味深い。著者のジェイン マクゴニガル教授は、『スタンフォードの自分を変える教室』等の著書で有名なケニー・マクゴニガルの双子の姉で、世界で初めてゲームの関する研究で博士号を取得した研究者兼ゲームクリエーターである。彼女は、…